YouTubeチャンネルを開設しました

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初投稿まで時間がかかってしまいましたが、意を決して開設しました。

実はこのブログも、その前段階として準備したものです。

本業以外で名前(と一部顔も)を出して情報発信することにはリスクも恐怖もありましたが、現状を打破するためには、これより他に手段はないものと考えました。

とはいえ、メインチャンネルはこのブログ同様、当面の間は雑多コンテンツ&不定期更新になると思いますので、再生回数も登録者数も伸びないと思います。

 

メインチャンネルに先んじて開設していた武道チャンネルにも、同様の動画を投稿しました。

こちらは撮り貯めが結構あるので、定期更新できると思われます。

編集の気力が続けばですが……。

 

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肉置のバランスが不均一な刀

 

現在試斬で使っているのが長脇差なので、60cm以上のサイズのいわゆる「刀」を購入しました。

98式軍刀拵の無銘刀です。

刻印等は痕跡も無く詳細は不明ですが、昭和13年から20年までの間に関あたりで打たれた刀だと思います。

画像のとおり刃紋はありますが鍛え肌も鍛え割も一切ないため、洋鋼(洋鉄)の素延べ刀身だと思われます。

元幅3.3~4cm、元重8mm以上と、軍刀では割と珍しくはありませんが、みるからに頑丈そうな剛刀です。

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2022年度 保育士前期試験 筆記試験の結果

 

以前の記事で受験報告をした令和4(2022)年度の保育士前期試験(筆記)の結果ですが、ほぼ解答速報での自己採点通り、全ての受験科目で7割を取れて合格となりました。

自分の(一応)専門分野である教育原理で凡ミス(マーキングミス)により8割を切ってしまったのは手痛いところではありますが、何はともあれ合格することがまず第一だったので、よかったです。

年度で言えば5ヶ年度、純粋な期間でも途中からコロナ禍があったとはいえ、足かけ4年間にも渡る、長い挑戦となりました。

実技試験は1ヶ月後の7月にあるそうなので、これから対策を練りたいと思います。

 

KNOCK OUT アマチュア大会

いつかYouTubeの格闘技チャンネルで動画にするとは思いますが、5月15日に表題の大会に出場しました。

この大会には去年も出場しており、またKNOCK OUTの前身のRebels時代(2012~2014年頃)にも3回ほど出場(クロスポイント吉祥寺で2回、新宿FACEで1回)しています。

今回は-75kgのトーナメントに出場しました。

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2022年度 保育士前期試験

毎年の恒例行事のような気もしますが、保育士筆記試験を受けてきました。
昨年度も一昨年に引き続きコロナの関係で前期試験の一度しか受けられず、申し込んでおきながら神奈川県限定試験も後期試験も受けられなかったので、1年ぶりの受験となりました。
また科目合格の延長措置期間が切れてしまったので、最初に合格していた子どもの保健と保育実習理論も受け直しとなりました。
今回は鬼門中の鬼門である社会的養護(+教育原理)合格が目標でしたが、解答速報↓

ai-myon.com

を見た限りにおいては、どうやら今回受験した4科目は7割以上は取れてるようです。
もし合格となれば、長かった保育士筆記試験受験もこれで終わりとなります。
ちなみに過去の受験データを参照したところ、
 
2018年 後期:保健、実習理論
2019年 前期:心理学、食と栄養 / 限定:保育原理
2020年 後期:家庭福祉
2021年 前期:社会福祉
2022年 前期:教育原理・社会的養護、保健、実習理論(速報段階)
 
のように合格しているようです。
保育士試験に関しては一気に合格を目指すのではなく、科目毎(年3科目程度)に合格を取れれば……という感じで受けていたので、特別に何か集中して勉強したりはせず、仕事関係を通じて覚えた保育に関する知見や空いた時間などで自然に覚えた知識(+勘)で合格するのが理想でした。
こうして振り返ると、一応は受けた回ごとに何かしらの科目合格は取れていたようです。
ただし解答速報はたまに間違っていることもあるので、正式な合格通知を待ちたいと思います。

割り箸の目釘がダメな理由

桜に昭マーク付きの試斬用軍刀の柄を交換した際に、目釘用の材もいくつか揃えました。

この柄は画像の通り目釘穴の位置をミスってしまい、鍔と切羽が入らないので試斬の際にしか使えませんが、気になっていたことがあったので暫く実験をしていました。

それは「割り箸目釘がダメと言われるのは本当なのか?」という検証です。

木製の目釘や、ましてや木製割り箸の目釘は強度の問題で絶対にダメだと言われています。

実際に、木の割り箸は指先でも簡単に割れてしまいます。

逆に目釘の材質に最も適しているのは「竹」だといわれています。

それも竹刀に使われる竹だとか、囲炉裏で長年燻された竹だとか、諸説あるそうです。

とすると、「竹製の」割り箸はどうなのでしょうか。

最近の割り箸は結構竹を使っているものが多いように思います。

 

今回は竹製の割り箸にサラダ油を塗って拭き取り、それを表面が変色する程度に燻す……という工程を数度行った、竹の割り箸製目釘を作って検証しました。

勿論屋外では危険過ぎて使えないので、屋内(玄関)で、万が一、刀がすっぽ抜けても傷まないような状況化(下にマットが敷いてある)で、主に段ボールを斬って検証しました。

しかも竹や太巻を斬るときのような重い負荷はかけてません。

厳密には数えていませんが、100回ほど斬ったら、目釘がこうなりました。

 

半分ほど折れかかっています。

凹んでいる側が棟側だと思われます。

色々と理由は考えられますが、

 

1)やはり竹製とはいえ割り箸材では強度が足りなかった。

2)茎と柄の目釘穴が微妙にズレているので、目釘にも必要以上の負荷がかかった。

3)合わせの柄なので内部に微妙な「遊び」があり、それも負荷となっていた。

 

この辺りが主なものだと考えられます。

割り箸材は本当の目釘材に用いられるような竹に比べたら密度もスカスカなので、やはり振り回したり試斬に使ったりという用途には、耐えられないと考えるべきでしょう。

段ボールをサクサクと斬っていただけでもこれですから、もっと硬かったり、質量のあるものを斬ったら一発で刀がスッ飛んでしまうかもしれません。

あとは「皮」の有無も大きいと思います。

この軍刀の元々挿っていた目釘も年月のためか折れかかってはいましたが、「皮」のついた丈夫そうな目釘でした。

実際に皮部分だけは折れずにしっかりと残っていました。

密度が高く、また皮部分を含んだ竹の目釘でないと、演武や試斬には厳しいということでしょう。

また個人的には、目釘は1本よりも2本仕様の方が、安心できます。

 

今後検証できるかはわかりませんが、竹以上に目釘に適した材が存在するのかという点は、気になります。

木は柔らかすぎてダメですが、逆に象牙や水牛の角など硬すぎる素材も、衝撃に耐えきれずポッキリと逝ってしまうので、ダメなようです。

では竹に近い素材として、カーボン樹脂(炭素繊維強化プラスチック)や防弾繊維素材の目釘などは、どうでしょうか。

刀の特に「柄」周りに関しては、従来の伝統的な素材や工法にも敬意を払いつつ、その一方で、現代的な素材や製法で進化できる余地が多分にある部分だと思っています。

 


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↑で段ボールを斬っている時に使った目釘は、もう少し頑丈な竹材のものです。

何度か目釘を挿し替えてます。

刀の基本は片手斬り

であると、個人的には思っています。

これは日本刀以外の中国の刀(柳葉刀)などを見ても明らかであるし、平安時代に日本刀が今の形の原型(反りのある鎬造りの形状)になる以前の剣や素環頭太刀を見ても、両手持ち用に作られたものとは、思えません。

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